シェアビジョンの提案:疾患啓発イベントにて役割を果たしたNAOロボット

2015年11月4日 ロボティクス, 新着情報 

10月13日は「世界血栓症デー」。国際血栓止血学会が定め、血栓症に対する認知度を上げ、発症を予防することを目的としています。バイエル薬品株式会社はエコノミークラス症候群として知られる血栓症(詳細には肺塞栓症)の疾患啓発と予防のイベントを開催しました。当初の計画ではNAOロボットの登場はありませんでしたが、当社からの提案が受け入れられ疾患啓発イベントで新しい価値をもたらしました。 NAOロボット(NAOは英語“Now”と発音)が疾患啓発イベントにおいて利用されるようになった契機は、サイエンスにおけるイノベーションを推進することを経営方針に掲げるバイエルがNAOロボットのテクノロジーを高く評価したことによります。NAOロボットができることとできないことを関係者に説明し、またプログラムを開発することにより人間との協働が可能なことが特長であることを訴求しました。NAOロボットはフランス・アルデバラン社(現在はSoftBank子会社)が開発したプログラム可能なヒューマノイド・ロボット(人型ロボット)であり、人間との会話が可能な特徴を持っているため「コミュニケーション・ロボット」とも呼ばれています。NAOロボットの特長は1)身長58cmほどで生後3~4か月の赤ん坊と同じくらいで、2)人間と同じように手足の関節部分を動かすことができ、また3)音声・画像を認識できる機能を備えています。 

血栓症疾患啓発イベントではNAOロボットの特徴を最大限活かすような企画を製薬企業や技術者らと議論し、自律的な動きを絶えず見せることによる集客の役割、ロボット自らが動き見せることで来場者の記憶に残るような「血栓症予防体操」の披露、さらに血栓症に関するクイズの答え合わせに一役買っていただくことにしました。NAOロボットによる「血栓症予防体操」の振り付けは、妖怪体操の振り付けで著名なラッキィ池田さんに依頼しました。 

東京駅八重洲中央コンコースで開催されたイベントでは5台のNAOロボットが舞台で動き回り、また血栓症予防体操や妖怪体操ではラッキィ池田さんと音楽に合わせて手足身体を動かしていました。 

NAOロボットを使った疾患啓発イベントとして製薬企業では日本初の試みとなり、関係者によると集客力は昨年に比べると約6割増と大変好評でした。特に子供や年配の方々が愛らしいロボットを見る目は輝いており自然と笑顔がこぼれていました。 

中でもこれから立山連峰にトレッキングに出かけようとしたカップルは興味深く聞き入っており、北陸新幹線車中でふくらはぎを下から上にマッサージすることで、血液循環を良くし血栓症予防に役立ていただいたかと思います。 

 シェアビジョンは日本サード・パーティ株式会社(http://www.jtp.co.jp/)とNAOロボットの販売提携をしており、主に医療・医薬品分野での企画提案を行っております。 

 <参考情報> 

バイエル薬品 「静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)啓発イベント」を開催~第2回世界血栓症デー(10/13)「血栓症予防ラボ」~ 

http://byl.bayer.co.jp/html/press_release/2015/news2015-09-29a.pdf

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