財務会計

財務会計

データ統合や予算策定において、データが膨大になり複雑化すると、本質を把握することが難しくなります。もし、データ収集やデータ調整に時間がかかると、事実に基づく意思決定ができなくなる可能性があります。そうなると経営戦略部門のスタッフとして信頼されません。

Excelの限界を実感するとき

企業の86%がExcelで予算策定しています。Excelはコントローラーにとっては標準的はツールですが、日数がかかる予算計画立案、手作業による調整、エラーが入り込みやすいデータ統合作業、不透明な作業プロセスは、いわゆるExcelカオスを生み出してしまい、生産性が損なわれ、企業経営にとってリスクとなってしまいます。

財務会計でのチャンレジは以下の通りと考えています。

  • データが複雑化していること
  • 重複したデータがあること
  • 関連付けが定義されていないデータの存在、中途半端なBIソリューション、ITシステム部門に過度に依存していること
  • 短期間で行われなければならない報告や計画立案サイクルになっていること
  • 元帳まで遡り、リアルタイムで分析し考察しなければならないこと

信頼に足るパートナーに

JedoxはExcelスキルがあれば報告、予算立案そして分析業務ができるように設計されています。アウトカム(成果)を得ることに集中してください。

データ統合と報告

月末締切となっているデータ統合や経営管理報告書の作成を効率化できます。Jedoxは複数の元帳やERPシステムから会計データを取り出すことができます。その結果、ビジネス全体の把握が可能になり、また個々の伝票までドリルダウンができるようになります。さらに、法令で定められる会計報告書一式がJedoxから簡単に参照できるようになります。

Jedoxで設定されたルールを使うとー一部門のデータ統合からグローバルに展開する組織にわたり-複数の会計、割当、fx(外国為替)、金利、除却ならびにキャッシュフローまでリアルタイムに処理できます。

予算・実績ならびに金融以外のKPIをスコアカードやセルフサービス・パックと統合することができます。またこのとき、関連部署からコメントや意見をJedox経由で集め協働作業を進めることが可能になります。説得力のあるダッシュボードや分析結果を視覚化することで、透明性を訴求でき新たな考察を提示することができるようになります。また、Exelスキルを活用し、インタラクティブな財務諸表を作成し、これらをWebやモバイルからアクセスできるように設定できます。

予算策定と着地見通し

予算策定と着地見通し業務が統合された一つのシステムで可能になります。売上モデル、支払、固定資産支出、運営費、経費配分など勘定科目レベルで共有化されます。

財務部門として、プログラム開発をすることなく、つまりIT部門に依存することなく、予算策定の取決めやルール、前提条件を設定することができます。

ビジネス・ルールは中枢で決定し、それらは監査に耐えうるものでなければならず、設定プロセスの透明化により予算立案の当事者意識が醸成されると考えています。Jedoxを使うと企業における予算策定プロセスに合うように柔軟にワークフローが設計でできます。また、機密性が高いデータについては詳細にアクセス権の設定ができます。Excelを通してWebやモバイルから予算策定について各担当者がセルフサービスの利用スタイルで携わることができ、組織内での協働作業が捗ることが期待できます。

予算策定ツールが強力なものになると、シミュレーションや新しいシナリオを簡単に作成したり、またビジネスの前提条件をいくつか試すことが簡単にできるようになります。

業績の把握

Jedoxは過去の実績についての考察をもとに先を見通すことができるようにサポートします。これまでの分析は‘説明的’になっていると思います:実績をレビューするときや成功要因を特定しようとするときには、指標や資産価値や有形資産は遅行指標になっている場合があります。戦略を展開するためまた新しい価値を創造するために、財務指標とは無関係に経営判断がなされることがあります。

Jedoxは感度分析により何が重要なのか、また戦略計画や経営活動との調整に必要な重点施策がなにかを把握することをサポートします。

Jedoxに組み込まれている統計処理による着地見込み算出機能は、記述的から予測的、具体性を帯びた数字となります。この結果、今後とるべき経営方針が明らかになりまた経営判断の選択肢をテストすることが可能になります。思い込みによる経営判断のリスクを減らすことができます。これまでの年間予算計画業務を最適化したプロセスに変えることができます。

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